車両保険とは?使った方が良い金額は?

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本ページは小さなへこみを塗装せず修理する方法と、後半は車両保険についての解説していきます。

小さなへこみを元通りに

これから説明するのは交換もせず、塗装もしないという技術になります。
簡単にいうと板金だけをするイメージが分かりやすいとおもいます。

一般の知名度がどのくらいあるのか、正直わかりませんが、デントリペアという方法になります。
聞いたことはあっても、実際に修理してもらった人はかなり少ない方法ではないかと思います。

一長一短がある方法ですが、条件があえば非常に良い方法です。

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目次

  • どんな技術なのか?
  • どこに頼めば良いのか?価格は?
  • 事例のご紹介ーBMWボンネットのヘコミ

どんな技術なのか?

一般的な板金塗装では、塗装をすることを前提としています。
ですので、塗装面に干渉してしまうような作業も行います。
具体的には、へこみを戻す作業のときに、外側に簡易的な溶接をおこないワッシャーを付け引っ張って形を戻します。

この作業をおこなってしまえば塗装は必須ということになります。

逆にいえば、もしへこみがあっても塗装にキズがないという状況で、塗装に影響がないように板金が出来れば塗装がいりません。

この塗装に影響がないようにへこみを戻す技術がデントリペアになります。

一般の板金では外側から作業する方が多いですが、デントの場合は特殊な工具を使って内側から作業します。
工具が入って作業する隙間さえあれば行える方法になります。

塗装面をそのまま生かした方法ですので、非常に車に良い方法なのですが、その分対応の幅が狭い技術でもあります。

デメリットになりますがいくつか挙げてみます。

〇まず1つめですが、先ほども説明した通り、へこみはあってもキズがないという状況でしか使えません。
作業自体は可能ですが、キズが残ってしまいますので、塗装するか我慢することになります。

〇2つめは、裏側から作業できる場合に限られるということです。
私がいたところでは作業できる者がいませんでしたので、外注で頼んでいました。
ですので、どの程度に限られるのかは詳しくわかりませんが、出来ない場合もありました。

〇3つめは、大きなものは難しいということです。
デントリペアは元々小さなへこみを直す技術になります。

なぜなら、裏側からだけの作業で戻しきって完成させなければならないからです。
さらに、大きくなれば戻していく途中で塗装が割れてくる可能性もあります。

デメリットはこのようになりますが、2つめと3つめは実際に見てもらえばすぐ分かります。
ですのでへこみが大きくなく、キズがなければ見積りしてもらうのが良いでしょう。

どこに頼めば良いのか?価格は?

では実際にデントリペアで直そうと思ったときにどこに頼むべきか、という部分を説明します。

単純にインターネットで検索して探すことにはなるのですが、デントの商売がどういうものか分かると安いところを探しやすくなります。

デントという技術は店舗を構える必要がありません。
工具を積んだ車さえあれば出張で修理に行き、その場でヘコミを修復することが出来ます。(手間が掛かる場合を除いて)

技術を習得し、開業すれば一人で行うことが出来ます。
工具と車だけあれば良いので、店舗を持って人を雇って経営するより遥に経費が掛かりません。
非常に効率的なビジネスとなります。

ここが分かると安いところを探しやすくなります。

ディントを頼めるところは主に3つあります。

  1. 一人で出張してやっているところ
  2. 店舗を構えた修理店でデント技術者がいるところ
  3. 店舗を構えた修理店で外注扱いのところ

まず最初が先ほど説明したところになります。
店舗を構えていませんので、もっとも経費が掛からずその分価格を下げることが出来ます。

依頼するのはここがベストになります。

2つめは板金塗装を専門でやっているようなところで、たまたま、もしくは意図的に技術者がいるところです。

デントは対応の幅が狭い技術ではありますが、優れたものになりますので、店舗をもったところでも色々活躍する場面があります。

こういったところでも良いとは思いますが、価格が高くなる可能性があります。

最後は外注扱いのところです。
これは最初に説明した、出張で一人でやっている人に外注に出すパターンです。

出張でやっている人は、外注で受ける場合(いわゆる業販)は通常より安い価格で受けています。
リピートが期待でき、商売の安定させることが出来ますので、受ける側としてもけして悪い訳ではありません。

外注に出した方は、通常より安い外注費に利益をのせて料金を決めています。
この場合利益を分け合っていることになりますので、当たり前ですが安さは期待できません。

価格に関してですが、独自の計算方法があるのか分かりません。
ただ商売である以上、価格は基本売る側の自由に決めることが出来ます。

ですので出張しているところでは、かなり安い値段になっている場合があります。

実際には検索していただくのが早いとは思いますが、小さなへこみで安いところなら、2〜3万円程度になるかと思います。
板金塗装で普通にやれば、2万円で済むことはまずありませんので、対応出来るものならかなり安くすむでしょう。

事例のご紹介

最後に実際にデントでヘコミを直した事例をご紹介します。

ボンネットヘコミ
ボンネットのヘコミです。黄色で囲った部分になります。
エクボより少し大きい線状のヘコミです。

このヘコミを外注で直してもらったのですが、時間は結構掛かりましたが、見事に全く分からなくなりました。

金額は伏せておきますが、外注でしたので驚くほど安くやってくれました。
塗装自体もそのままですので、この場合はこれが正解です。

参考までにこれを、板金塗装で修理した場合のお見積りをシュミレーションすると、
(セダンタイプでボンネットの面積が大きい場合)

  • ボンネットの板金(へこみ直し)代 6,400円
  • メタリック塗装代 42,559円(塗料代含む)
  • 他、消費税を含んだ合計金額概算は 52,919円

となります。

仮にこれをデントで3万円でやってくれるとしたら、塗装もオリジナルのままですので一石二鳥です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
状況が限られるため、出来ない場合もありますが、その分修理可能なときは非常に良いものだということが、お分かり頂けたとおもいます。

対応可能かどうかは、出張で見積もりに来てくれますので、そのときに分かります。
修理出来る場合はそのまま作業を頼めば良いので、ヘコミがあってもキズはない状況であればとてもお勧めです。


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※本ページはここから自動車保険を使った修理の説明になります。

どうしても安く出来ない場合

HOME>自動車保険を使う場合

板金することも出来ず、中古部品も使えず安く修理できない場合は、自動車保険を使うこともあると思います。
このページでは保険を使う場合のポイントを説明していきます。

ただ、自動車保険に関して詳しく説明しようとすると、サイトが一つ出来るぐらいになってしまします。
ですので、ここでは修理に関係する部分のみを要点で説明してきます。

また、これからご説明するのは元見積り担当としてのアドバイスになります。
残念ながら保険の専門家ではありませんので、保険を使われる際は必ず、保険の担当者と相談して決めるようにしてください。

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目次

  • 保険の種類
  • どういった時に保険を使うべきなのか?
  • 本当に得をするのは?
  • 補足ー車両保険について

保険の種類

それでは保険の種類からご説明します。

修理に関係する保険は主に2つになります。

  • 一つは対物保険
  • もう一つは車両保険

になります。

まずは一つ目の対物保険です。

運転していて他の車にぶつかってしまったなどの事故で、相手がいる場合に使うのが対物保険です。

これは基本的に相手に対する補償になります。
ですので、自分の側には使うことができません。

ただ、自動車保険の中には本人や搭乗者に関するものもあります。
ここでは、自分の乗っていた車、と考えてください。

そして自分の乗っていた車に関しては、二つ目の車両保険になります。

非常にシンプルに言えば、

  • 相手の車に対しては、対物保険
  • 自分の乗っていた車に対しては、車両保険

となります。

では実際に保険をつかった場合を例で説明します。

事故で他の車と衝突してしまった時は、どちらが悪いのかを保険会社が調べる形になります。
例えばどちらも同じくらいの責任がある場合は、自分の過失が50%で相手も50%になります。

このときの自分の車の修理金額は20万円で、相手の車の修理金額は30万円だったとします。

この場合、保険がおりるのは、自分の責任(過失分)分にあたる50%になります。
つまり、相手の修理金額の50%にあたる15万円が、自分の対物保険から相手におりる金額です。

では自分の車の修理金額の20万円はどうなるのかといいますと、
相手の対物保険によって、相手の責任分にあたる50%、10万円がおりるかたちになります。

このときの、自分の車の修理に足りない10万円は自分が支払い、相手の足りない15万円は相手が支払うことになります。

もし車両保険がついていれば足りない10万円も車両保険でおりますので、修理費用の負担はなくなります。

例をまとめるとこのようになります。

〇まずは自分の車の修理費です。

  • 修理費の総額は20万円、半分は相手の責任
  • 修理費の半分の10万円は、相手の対物保険が負担してくれる。
  • 残りの10万円は自己負担もしくは車両保険

〇次は相手です。(理屈は一緒です)

  • 修理費の総額は30万円、半分はこちらの責任
  • 修理費の半分の15万円は、こちらの対物保険が負担。
  • 残りの15万円は相手が自己負担もしくは相手の車両保険

一般的なケースではこのように考えます。
ただ、理屈は上記ですが、保険会社同士がやりとりしますので、実際の支払いというわけではない場合があります。

保険会社と話しているとイレギュラーもあり、ケースバイケースになりますので、ここでは一般的な考え方としてとらえてください。
実際に保険を使われる場合は、上記の様にならないケースもありますので、必ず保険の担当者にご相談ください。

ちなみに車両保険については、相手のいない単独事故でも使うことができます。

どういった時に保険を使うべきなのか?

それでは保険を使うべき状況を二つに分けて説明してきます。

  • 相手がいない単独の場合
  • 相手がいる場合

まず相手がいない場合です。
この場合は車両保険に入っていることが前提になります。

こちらはシンプルになりますが、修理金額がある程度高くなった場合です。
保険はつかうと保険料が値上がりします。
ですので、単純に値上がりする分より修理金額の方が高ければ、車両保険を使った方が良いということになります。

これは見積りをとりにいって、保険の担当者に金額を伝えれば教えてくれます。

でもそのまえに、大まかな目安が分かると良いかと思いますので、ご説明します。

見積りにこられて、20万円を超える修理金額だった場合は保険をつかわれる方が多いです。
10万円くらいだと使う方はあまりいません。

見積りしている感じでは15万円が分岐点になるかと思います。
これらを踏まえて、車両保険の検討していただくのが良いと思います。

相手がいる場合

相手がいる場合は修理金額に関係なく、基本的に保険を使うかたちで進めるのが良いとおもいます。

理由としては、後から保険を使うのは難しいという点と、相手とやりとりするストレスを考えなくて良いという点です。

保険をつかうには、事故を起こしたときに警察を呼んで事故の証明をしておかなければなりません。
その後保険会社が過失の割合(どっちにどのくらいの責任があるか)を交渉するかたちになります。

こういった流れになりますので、保険をつかう前提で勧めるのがスムーズにいきます。
後から使わないという選択をすることも出来ますので、大体の修理金額が分かってから使う必要があるか検討するのが良いと思います。

相手とのやりとりも保険会社を通せば楽になります。
本当にお互いの車がかすり傷で、その場で相手と話がつく状態なら話は別かもしれませんが。

本当に得をするのは?

先ほど、車両保険を使う場合でご説明した部分です。
いくらなら保険をつかった方が得なのか、それとも損なのかという点です。

最終的には保険の担当者に聞いて判断していただくことになりますが、その金額は安くすることが出来なかった場合です。

単純にディーラーにいって15万円だから車両保険を使おう、となると損になってしまうかもしれません。
板金で修理したり、中古部品をつかったりして値段がさがるなら、実費で支払った方が得になる可能性があります。

そういったこともありますので、なるべく安くというなら2〜3件相見積りをとってみるのが良いとおもいます。

また、相手がいる事故の場合も同様です。

車両保険をつけていない状況なら、自分の車の修理金額は相手の対物保険が負担するかたちになります。
その場合でも、自分の側の修理費用の全体を板金などで安く出来れば、自分の負担分も比例して安くなります。

保険を使う場合は見積り担当者だけでなく、保険の担当者とのやりとりもありますので、少々手間が掛かってきます。

ですので、まず板金したり中古を使って安く出来るかどうか、相見積りをとり、ついでに見積りの担当者に保険の相談もされるのが良いとおもいます。

補足ー車両保険について

最後に補足として車両保険についてです。

自動車保険に入る時に、車両保険を付けると保険料が高くなるため、入っていない人もいるとおもいます。
中古で買われた場合などは入らないこともあると思います。

みなさんご自身で判断していると思いますが、見積りを担当していて感じたことがあります。
それは、車の価値が高いにも関わらず車両保険に入っていない方がいる、ということです。

どういうことか説明いたいします。
極端な話ですが、もし事故ってしまって100万円の修理代が掛かってしまったらどうするのか?ということです。

単独事故で車両保険がなければ、100万円支払わないかぎりその車には乗ることは出来ません。

今の車は中古で安くかったから、事故ったら買い換えればいい。
そういう場合は良いと思います。

これは車の価値が低い場合になります。
価値が高い場合というのは新車で買った場合などです。

ただ、新車の場合は車両保険に入るとおもうので大丈夫だと思います。

中古で買った場合が、価値が高いわりに車両保険に入らないケースが出てくるかもしれません。

実際、見積りしていて価値が高い車にも関わらず、車両保険に入っていない方が結構いました。
100万円はめったにないですが、40〜50万円は割と良くある修理金額です。

もしもの時に車を買い替える余裕がある場合は良いですが、新車や中古でも高い場合はなるべく車両保険に入っておくことをお勧めします。
また、外車は修理金額が非常に高くなりますので、こちらも同様にお勧めします。

車両保険をつけるとどうしても保険料が高くなってしましますが、最近は通販型自動車保険が安くてお得です。
中間に代理店をはさむ必要がありませんので、その分保険料を下げることが出来ます。

自動車保険の期間は一年ですので、近々更新時期の方は一度検討してみるのも良いとおもいます。

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※当サイトに記載されている価格につきましては、可能な限り実際の修理金額に近くなるよう考慮していますが、グレード・装備・設備・お店の設定・価格の改定等がありますので、記載価格はあくまで参考としてご活用頂きます様お願いします。



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