車のガラスコーティング・価格とDIYおすすめコーティング剤3選

こちらのページではガラスコーティングの説明と参考価格・施工事例、そしてコーティングをDIYする方法、おすすめのコーティング剤をご紹介します。


施工事例①ートヨタ・イスト

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家の修繕の塗料が付着してしまった事例。コーティング前の磨き作業で塗料をとることが出来ます。

施工事例②ートヨタ・ノア

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ちょっと車が古いですが、色が濃い車は磨きとコーティングによって輝きがアップしますので事例としては分かりやすいと思います。

事例は本ページ中盤に掲載しています。

ではまずガラスコーティングの説明から。


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「修理に出したいけど、どこに車をもって行けば良いかわからない・・。」
いざ修理と言ってもお店や修理工場が分からないという方も多いと思います。
そこでお勧めの修理工場の探し方をご紹介します。

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コーティングがおすすめの理由とその効果

現在では新車購入時にも勧められるボディーのコーティング。

一般的にはあまり知られていませんが、車のボディーは非常にキズが付きやすいものです。
当たり前ですが、車の表面は塗装されています。

単純に塗料が硬化しただけですので、特別堅いものではありません。
ドアの手をかける部分などは、手の引っかきキズなどが沢山あります。

黒などの色の濃い車はキズが白く目立ち易く、逆にホワイトやシルバーなどの明るい色は汚れや鉄粉が目立ち易くなります。
そういった事が気になる方にはガラスコーティングがお勧めです。

ガラスコーティングの効果

  • 塗装より非常に堅いガラス系のコーティングによりキズが付き難くい
  • 水を弾き汚れ難くなり、洗車は基本的に水洗いでOK
  • 施工前の磨き+コーティングにより新車に迫る輝き
  • 面倒なワックスがけも不要

新車を購入された場合は、購入時にディーラーで施工してもらうのが手っ取り早く、よほどこだわりがない場合であれば十分なクォリティーですので問題ありません。

「どこで施工しよう?」と考えてしまう時は中古で購入された場合や、新車から数年たっている場合になるかと思います。

お店選びのポイントとしては、はやり価格です。

ガラスコートの値段を決めるのはコーティング剤の質と、施工前の磨き作業の二つになります。

コーティング剤はディーラーレベルのものであれば、仕入れ値でも1万円程度はします。

そして磨き作業は半日から1日程度掛かる作業です。(車のサイズや、塗装の状態などで変化します。)

工賃は1時間6400円程度が相場になりますので、仮に6時間掛かれば磨き作業で38,400円掛かる計算です。

コーティング剤ももちろん重要ですが、実はこの磨き作業が仕上がりを左右する重要な部分になります。

新車意外の車であれば、洗車キズなどの細かいキズが無数にある状態です。

これを磨いてキズを消していき綺麗になったあとに、コーティングをかけてガードします。

磨きボンネット
この写真はボンネットになりますが、真ん中から右側だけを磨いたものです。

左側が磨いていない状態ですが、無数にあるキズのせいで色が薄くなっています。

これだけの差が出ますので、事前の磨き作業がいかに重要かおわかり頂けたとおもいます。

ですので、5~6万円でもけして高い訳ではありません。

コーティング専門店などで、一台あたりの利益を削って台数でおぎなう場合でも、磨き部分があるため極端に価格を下げることは難しくなります。

2~3万円程度で施工となると、質が低くなる可能性がありますので注意してください。

ただ、定期メンテナンスに費用がそれなり掛かる場合は、初回が安いこともあります。

それでは実際に施工した事例をご覧ください。

トヨタ・イスト価格事例

トヨタ・イスト
ボディーガラスコーティングの施工事例1台目はトヨタのイストです。
家の塗装時に塗料が車に付着してしまい、それを磨きで落としてコーティングをかけた事例です。

施工前

後ろから
写真で見る限りではキレイなのですが・・・
写真では分かりにくいですが小キズ等があって輝きはあまりありません。

リヤドア 拡大
右上の黄色でかこった部分など、分かりにくいですが白い塗料がボディー全体についています。

右後部  
反対側面。

右クオーター 拡大  
やはり分かりにくいですが黄色で囲った部分の白い粒が付着した塗料です。

他、線キズも結構ありますが、キズの深さによっては磨きで消えてなくなります。

 

それでは早速ですが磨き+コーティングでどの位綺麗になったのか?
施工後に移ります。

ガラスコーティング後

施工後 トヨタ・イスト
雲が映りこんでピカピカになりました。

 

ボンネット
ボンネット部分

 

左後部
後ろもバッチリ

 

右後部
反対側面

 

左前

グルッと回って左前方。地面の白いラインが車体に写りこんでいます。

 

ボンネット
再び一度ボンネット

 

コーティングに関しては安いところ、高いところさまざまです。

先ほども説明しましたが、違いは使っているコーティング剤の質と、コーティング前の磨き作業、施工後のメンテナンスなどです。

又、車の色や、現在の塗装の状態、車両の大きさといった、車そのものによっても変わってきます。

参考価格としては、税別60,000円となります。


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トヨタ・ノア価格事例

トヨタ・ノア
ガラスコーティング施工事例2台目はトヨタ・ノアになります。
施工前も比較的キレイな車でしたが、色の濃い車ということもあって施工後はかなり艶がアップしました。

施工前

ボンネット
施工前は工場内での撮影です。
洗車キズなどによってボンネットは艶がない状態。

フェンダー
前側の側面です。こちらは比較的艶があります。比べて見るとボンネットの艶がないのが分かるかと思います。

今回の様に色の濃い車は小キズによって艶がなくなり易いので、磨いてコーティングすることにより非常にキレイになります。
では早速ですが施工後を見てみましょう。

ガラスコーティング 後

施工後 トヨタ・ノア 
まるで鏡のようにピカピカになりました。撮影した僕や雲が映りこんでいます。

後 
施工前は工場内で写真を撮って、施工後は外で写真を撮ったので色味が違って写っていますが、間違いなく同じ車です。
非常にキレイになりました。

完成
この部分はもともと綺麗でしたが、艶がアップしたのがわかると思います。

参考価格としては、ミニバンになりますので少し高く73,000円(税別)です。

施工店・ショップを探す場合はこちらをご覧下さい。

ガラスコーティングをDIYする場合

参考価格などをみていただきましたが、ガラスコーティングはけして安いものではありません。

5万円以上はくだらない値段です。

ただ自分でコーティング・DIYできれば価格はぐっと下がり、5分の1程度、コーティング剤で1万円前後になりかなり安くなります。

もっと安いコーティング剤もありますが(ガラスが少しでも入ればガラス系コーティングなどと言えます。)、ここでは本格的なガラスコーティング剤を使う場合です。

車好きな方や、ガレージがある方であれば、プロでなくても施工することが出来ます。

実際いろいろなDIY用のコーティング剤が売られています。

ここからは自分で施工する場合とDIYおすすめのガラスコーティング剤をご紹介します。

またガラスコーティング剤ではないにも関わらず、ガラスと変わらない防汚性・光沢感をもたらすコーティング剤もご紹介します。

これなら面倒な下処理もなくどなたでも簡単にコーティングすることが出来ます。

施工前の準備

業者にガラスコーティングを頼む時の値段が高いのはコーティング剤より、下処理や施工の費用によるものです。

とくに下処理はとても重要になり、コーティングの仕上がりを大きく左右します。

自信のない方は後で紹介する、ガラスではないコーティング剤を使うほうが無難です。

下処理

・洗車

まずは洗車して汚れを丁寧に落とします。汚れが付いたままだと汚れの上からコーティングすることになってしまいます。

よほど洗車好きの方で無い限りは色々な汚れがこびりついていますので、しっかり洗車することが重要です。

また洗車で落としきれない汚れも専用のクロスなどをつかえば落とすことが出来ます。

しっかり洗車したつもりでも意外に汚れがクロスに付着するものです。

・鉄粉をとる

あまり知られていませんが、車には鉄粉が付着しています。

主に前タイヤのブレーキからの鉄粉ですので、車の側面、フロント・リヤのフェンダー、前後のドアなどに付着が多いです。

これらを鉄粉除去剤や粘度クリーナーで表面のザラザラがなくなるまで落としていきます。

粘度クリーナーの方が鉄粉が良く落ちますが、手間が掛かってしまうので、鉄粉除去剤の方が楽ではあります。

・磨き作業

下処理はどの作業も重要で欠かせないものですが、磨き作業は仕上がりにモロに影響を与える作業です。

傷だらけのままでコーティングをしても光沢が増した分余計にキズが目立ってしまう場合があるからです。

ホワイトや薄い色の車ならある程度キズがあっても目立ちませんが、黒や濃い色の車はキズが目立ちやすくなります。

黒や濃い色の車で細かい洗車傷が無数にある場合は、ポリッシャーなどでしっかり磨く必要がありますので、業者に依頼するか、後で紹介するやや簡易的なコーティング剤の方が無難です。

ただこの磨き作業は、車全体のキズを丁寧に磨いていく作業です。

やり始めるとキリがないところでもあります。

こだわる方は専用のポリッシャーがホームセンターなどに数千円で売っていますので、購入するのも一つの手です。

磨き作業はコンパウンドといわれる微粒子の研磨剤を使います。

簡単にいうと研磨なので、表面の塗装を削っていく作業です。

車の塗装の表面はクリアーと呼ばれる透明な塗装になっていますので、その部分の小傷を削って無くしていきます。

やりすぎるとベースの色が出てしまうので、あくまで小キズをなくすイメージです。

ポリッシャーを使わない場合は手作業になりますので、やりすぎるとキリがありません。

ドア1枚つづなど、パネルごとにわけ、目立つ傷を重点的に作業する方が良いでしょう。

・洗車と脱脂

磨きの後はもう一度洗車します。

コンパウンドが残ってこびりついてしまうためです。

ものによっては白く固まってしまいますので、注意が必要です。

そして脱脂します。

車の表面に油分があるとコーティングをはじいて上手く掛けられません。

面倒な作業ではありますので、シャンプーに脱脂もできるものがありますので、それらを利用するのが楽かもしれません。

これで下処理は終わりです。

あとはそれぞれのコーティング剤の説明書通りにかけていけばOKです。

実際にこれらをしっかりやるとかなりの手間が掛かります。

ですので、業者に頼むとどうしても高くなってしまいます。

コーティングのDIYは素人でも十分できますが、手間はかかります。

この後はコーティング剤を3つ紹介しますが、最後の一つは洗車に+αの手間で出来る簡単なものです。

下処理に手間が掛かりますので、面倒な方はそちらをおすすめします。

おすすめのガラスコーティング剤3選

迷ったらこれーピカピカレインプレミアム

各種ランキングNO1の常連のコーティング剤がピカピカレインプレミアムです。

ガラスコーティングといっても、ガラス系といって、ガラスに他のものをまぜたものも多く出回っています。

それらはあくまでガラス系になり、本物のガラスコーティングとは違います。

ピカピカレインプレミアムは施工すると本物のガラスの膜を作ってくれる、本物のガラスコーティングです。

にも関わらず一万円程度とリーズナブルな価格です。

3年間ノーワックス

3年間はノーワックスでよく、ガラスの皮膜は10年持続(公式サイトより)。

本物のガラスの膜が出来るため実際にガラスの皮膜は10年もつのは本当だと思います。

ただ、ガラスでも傷はつきますので、10年ピッカピカというのは無理ではありますが、それは専門業者での施工も同じです。

ガラスコーティング施工店にてコーティングしてあったのですが 艶に満足できずピカピカレインプレミアムを買ってみました。 脱脂材も一緒に買ったので脱脂してからコーティングしました。 WAX塗るより簡単でした。 コーティングして12時間経ちましたが艶が半端ないです。 施工店でガラスコーティングした時は一年保証で7万位しましたが 艶はそれ以上です。 今まで色んなWAXやコーティング剤、施工店でコーティングと色々やりましたが一番良いです。

このように口コミでも評判がとてもよいのですが、業者さんが施工するコーティング剤としても使われることが多くあるようです。

親水でもなく撥水でもなく、滑水性というのが売りで、ボディーの水が流れていくので、汚れやウォータースポットが出来くいのが特徴です。

業者も使う十分な性能と本物のガラス膜を作ってくれて、約1万円ですので一押しです。

ピカピカレインプレミアム公式サイト

カーファクトリーアンサー

本格的なガラスコーティングの場合は、ガラスの膜が出来る関係で、出来るだけ下処理をしっかりしたほうが良いです。

新車で買った場合や、中古車でも磨いてもらっている場合であれば磨きがいらないので問題はありません。

ただ「下処理が面倒、でも自分でコーティングをかけたい」という方もいると思います。

そんな場合には、カーファクトリーアンサーがおすすめです。

従来のポリマーコートを進化させプロが使うガラスコートに近い性能のコーティング剤です。

ガラスではないため硬度はガラスコートよりは落ちてしまいますが、汚れ防止・光沢はガラスコートと同じかそれ以上という優れものです。

そしてベースコートを使って2層にすることもできます。

このベースコートがポイントなのですが、シリカパウダーが入っていますので、ボディーを傷つけることがなくキズを消すことが出来ますので、面倒な下処理をベースコートで省略しつつ2層のコーティングが出来ます。

下処理を省きつつ、ガラスコートに近い性能というのは理想的ですし、ガラスではないため気軽に掛けられるというのがよいです。

気軽に、でもしっかりとしたコーティングをかけたいという方におすすめです。

カーファクトリーアンサー公式サイトはこちら

LEO COAT

最後はプロ向けの原液100パーセントのガラスコーティング剤LEO COATです。

ガラスコートにももちろんランクがあり、ディーラーなどでかける一般的なものより高価なものもあります。

施工を頼むと10~20万円というのも実際にあります。

そういった場合は2層のコートになっていることが多いのですが、LEO COATもガラスとポリマーの2層になっています。

下処理の鉄粉落とし専用のシャンプーがセットで、ガラスコート、ポリマーコートの施工をします。

ガラスの親水性とポリマーの撥水のダブルの効果がありますが、値段が高いのもありますので、本格的にやりたい方、自分でポリッシャーで研磨できる向けです。

LEO COAT公式サイトはこちら

コーティング剤まとめ

おすすめのコーティング剤を紹介しましたが、それぞれおすすめの人は違います。

一般的におすすめなのがピカピカレインプレミアムとカーファクトリーアンサーです。

多少の下処理をやれる方でガラス系じゃなく、本物のガラスの膜が欲しい方はピカピカレインプレミアム。

下処理が面倒と感じる方はカーファクトリーアンサーが良いと思います。

研磨や下処理もしっかりやれる方は、予算に応じてピカピカレインプレミアムかLEO COATのどちらかが良いと思います。

それではガラスコーティングで愛車のお手入れをお楽しみ下さい。

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「修理に出したいけど、どこに車をもって行けば良いかわからない・・。」
いざ修理と言ってもお店や修理工場が分からないという方も多いと思います。
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  1. ※当サイトに記載されている価格につきましては、可能な限り実際の修理金額に近くなるよう考慮していますが、グレード・装備・設備・お店の設定・価格の改定等がありますので、記載価格・日数はあくまで参考としてご活用頂きます様お願いします。


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